Gilad Hekselman / Hearts Wide Open / No.0050
ギラッド・ヘクセルマン / ハート・ワイド・オープン / 2011年

はい、またもやイスラエル勢です。
ギラッド・ヘクセルマンは、
地元の名門テルマ・イエリン芸術学校を卒業後21歳で渡米、ニューヨークデビュー。ニューヨークで活躍をはじめ22歳で「ギブソン・モントルー・インターナショナル・ギター・コンペティション」で優勝し、一気に注目されることになり、まもなくデビュー・アルバム「SplitLife」をリリース。
1枚目はちょっとオーセンティック、おとなしめなんで2枚目をご紹介。
サックスのマーク・ターナー、そしてドラムのマーカス・ギルモアと組んでるところが肝。
マーク・ターナーは、カート・ローゼンウィンケルとのタッグで、
すでに3枚ほど紹介してる。
https://www.jazzdogs.bar/?s=Mark+Turner
彼がいい仕事してる。
というか、ギラッドがスゲー ターナーを盛り立ててる感じ。
それにしても、マーク・ターナーは自分のリーダー作ではない方が輝く(失礼!)。
あとギルモアのドラムは刺激的で、全体を引き締めコントロールしてゆく。
ギラッドのソロは、とてもリリカルで歌心に溢れてる。
現代ジャズにありがちなウネウネとした捉えどころのなさ(ギターに限らず全般的にそうだよね)とは、一線を画した美しさがある。
Guitar – Gilad Hekselman
Bass – Joe Martin
Drums – Marcus Gilmore
Saxophone – Mark Turner (tracks: 3,5,6,8)
Gilad Hekselman Quartet – Hazelnut Eyes